社長挨拶

昭和15年創業御國ドラムより続き、昭和26年に創立した株式会社御國工業の歴史も令和3年5月21日を持って設立満70周年を迎えました。

株式会社御國工業は、再生ドラム缶という特殊な事業を持ってして、常に社会に貢献し、変化に対して挑戦し続ける革新的な企業文化の創造により、21世紀のエクセレントカンパニーを目指してまいります。

日本の再生ドラム缶業の多くは石油缶(5ガロン缶ともいう)の販売、修理、洗浄から派生した仕事であるが、御國工業は創業からドラム缶で始まりました。そして多くの再生ドラム業の創業者は現場上がりの方々であったが、先代の父は珍しく経理と営業で会社を切り回してきたので、ほとんどと言っていいほど現場を知らない珍しい創業者であった。

しかしながら今でも私は現場主義を唱えている。経理を除けばドラム業の世の中に通用しない。どのように洗浄再生しているか、洗剤は、内部検査は、塗料は、廃水処理はと実際に現場に携わらなければお客様にもご説明できませんし、ご理解をいただくことも不可能であると考えるからであります。

現在、われわれの属するドラム缶業界は時代の流れの中で大きな変革期を迎えつつあります。その中で60年以上培ってきたドラム缶の技術を活かし、社会に貢献していきたい。そう願っている次第でございます。

わたしたち御國工業は、自社の生み出すドラム缶再生製品が多様化する社会に寄与するものであるという誇りと責任を胸に、地球環境問題などから寄せられる、さまざまなニーズにお応えするべく、研鑚を積んで参る所存です。

技術開発や商品開発に力を尽くし、優位性や独自性の高い商品・サービスの提供を通じて、お客様と長期的に共存共栄していける仕組み作りに取り組んでいきたいと思います。

わたしたちは企業市民として、社会全般に対し、誠実を貫くことが最も重要であると考えております。企業活動を展開する中で、お客様をはじめとする多くの方々から公正さと透明性を評価していただけるよう精進して参ります。

皆様のご期待に添うべく役員・従業員一同、「挑戦。柔軟。誠実。」を行動規範として全力で取り組んでいく所存です。皆様方のご指導ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社御國工業
代表取締役 稲 葉 豊